アスベストの国家賠償請求について
こんにちは。
代表弁護士の三瓶 正です。
アスベストによる被害者の国に対する賠償請求が、一定の要件を満たせば従来よりも
簡単にできることになっています。
アスベストは、かつては我が国においても、断熱材や防音材等に広く使われてきました。
アスベストそのものに毒性があるわけではありませんが、その繊維が長い時間をかけて人間の肺を蝕むことが知られています。
国が昭和33年頃にはこれらの事実に基づいて何らかの対策を取ることが可能であったのに、取らなかったことが国に対しての賠償請求の根拠となります。そして、このことは平成26年のいわゆる泉南アスベスト訴訟の最高裁判決において国の責任が明確になりました。
この泉南アスベスト訴訟を戦った方々の功績によって、現在は、国も責任を認め、一定の資料を揃えて、裁判を起こせば、国は話し合いに応じるということになっています。
弊事務所でも、国に対するアスベスト被害の請求を取り扱っております。
https://www.koriyama-law.com/asbest
ご自身が、あるいは亡くなられたご家族がアスベストの被害に苦しまれていた場合は、電話による相談(福島県内在住の方のみ)や来所しての無料相談を実施しておりますので、ご相談ください。