あなたが買うそのタイヤはいつ作られたものですか?
寒くなってきましたね。
そろそろスタッドレスタイヤに交換しないといけないな、と考えるような時期になりました。
スタッドレスタイヤは、何年もつのか?
とても気になることですが、ネットで調べても答えは出ませんでした。
メーカーによってもどのくらいもつかは違うようです。
ちなみに、私は2シーズンから3シーズンで交換しています。
出張で使うことや高速道路を使うことが多いこともあって、安全を重視しているからです。
スタッドレスタイヤは、普通のタイヤよりも油分を多く含んでいるから柔軟性がある。
だから、雪や氷に対してグリップするから止まるんだというような説明がなされます。
そして、山がたくさん残っていても、古くなると油分が蒸発するのでゴムが硬くなり、性能が落ちるから交換した方がいいと言われます。
タイヤは新しい方がいいわけです。
しかし、新品で買ったタイヤが古かったらどうでしょう?
いやですよね。
素人が一見すると新品のタイヤか古いタイヤかわかるのか?
わかるんです!
実は、タイヤがいつ製造されたかは、簡単にわかります。
タイヤの側面に書いてあるのです。
世界共通の表記で4桁の数字です。
西暦の下二桁プラス週です。
つまり、1644と書いてあったら、2016年の44週目に作られたタイヤという意味です。
新品で買ったタイヤは、そんな古いものはないと思われるかもしれませんが、
私が数年前にある自動車のディーラーで買ったスタッドレスタイヤは4年くらい前に製造されたものでした。
見た目は新品なので、素人では区別はつきません。
買った時は、タイヤの製造年がいつかなんていう知識はありませんでした。
現実に製造から月日が経っているタイヤがどのくらい性能が低いのか、あるいは寿命が短いのかはわかりません。
でも、同じ価格で買うなら、「タイヤは新しい方がいい」と言われる以上は、新しい方がいいですよね。
皆さんも、参考にしていただければ幸いです。
弁護士 三瓶 正