シートベルトの底力 | 郡山で後遺障害・慰謝料請求の弁護士をお探しなら 弁護士法人アルマ                 

シートベルトの底力

 シートベルトが重要であることは今更と考える方もいらっしゃるでしょう。

 しかし、今でもシートベルトをしない人はまだまだいます。

運転席や助手席だと比較的シートベルトを着用している人が多いように思いますが、

ある調査だと後部座席のシートベルト着用率が約33%(2012年)というデータがあります。

 

 なぜシートベルトをしないといけないか、それは端的に命を守るためです。

弊事務所では、交通事故の重傷案件を担当することがありますが、シートベルトをしていればこのような重大な事故にはならなかったはずというケースもあります。

具体的なリスクとしては、

 

 シートベルトをしないと、後部座席の人は、前の座席に体を打ち付けることとなります。また、シートの間をすり抜けて、そのままフロントガラスやダッシュボードにぶつかることもあります。

また、ガラスを突き破って、車外に放り出されることもあります。

 

そして、問題は、シートベルトをしていないその人だけではありません。

 

 例えば、後部座席の人がシートベルトをしないと、後部座席に座っている人は前の座席に打ち付けられることになります。

この時の打ち付けられる力は、速度によっては体重の30倍になります。

80キロの体重の人は、2400キロの力で前席の人を強打するのです。

これだけ大きな力が加わったら、どうなるかは、説明が不要でしょう。

 

それだけでなく、交通事故の被害者であっても、シートベルトをしていなかったことは、

賠償金の問題を考える上で、不利に扱われます(過失割合が上がることが多いと言えます。)

 

シートベルトをきちんと締めることは自分を守るだけでなく、大切な家族や友人を守ることにも繋がるのです。

 

 

 

 

初回相談は無料(60分)です。(無料相談対象外もあります) 0120-552-451